2009/05/06

■ 上海タイフーン / 福田靖

[ 福田靖 ]

上海タイフーン / 福田靖
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木村多江という女優さんがしっとり日本美人でとても好きなのですが、
その女優さんが主人公じゃなきゃダメ!というドラマがあって、
多江さんがご出産のあいだ撮影ストーップしていたという曰くつきでしたが、
やっとそのドラマがN●Kにて放映されました。

新幹線でかるく読めるものと思って、ノベライズを買ってしまいました。

東京のど真ん中でバリバリ一線で働いていたキャリアウーマンが、
職と恋を失い、コノヤロー!という気持ちで上海の街に降り立つわけです。

この時点では、ヒロインに同情もあるし、
お局キャラすぐるという引きモードもあるし、
という半々なかんじを抱かざるをえないのですが、
こっぴどく上海の街に見放され、人生どん底までいって、
はじめて自分の悪いところ、まわりのことに気がつき、
心機一転這い上がってくるという、ほぼお約束なあらすじです。

そこにスマートなお金持ちプリンスやら、
先輩やらお気楽同居人やら、
これまたありがちなキャラが絡んでまいります。

ここまで少女マンガの王道をいく話はないだろ、ってかんじで、
講談社のKissとかにありそうなかんじです。

ということで、ほんっとに気軽に読めるストーリー。
これはこれで、肩の力抜いて読む分には、
ちゃんと起承転結はっきりしてるし、いいかんじです。
ドラマと小説では多少設定が違うようですが。

これだけだと軽すぎる感想なので、ちょっぴりマジメ?に書きます。

実際にそういう文化なのかはわかりませんが、
文化の違いから来る価値観の衝突みたいなことにも触れられてます。

まぁ、同じ日本人同士で同じ価値観を分かち合えない人も多いのだから、
外国の人といろんな軋轢あっても仕方ないわけですよ。
常に客観的に自分をおいて考えることができれば、
意外とそういう考え方も、ありかもねー。って、受け止められると思うんだ。
だけど、それが難しいってことに気付かされます。


あと、この本で良かったところは、
「日本人って何の根拠も無く中国を軽蔑してない?」
っていう問いかけがあったところかな。

わたしの知人も決して嫌な人ではないんですが、
「中国って汚いからイヤだ」って言ってたんだよね・・・。
行ったことがあるならまだしも、
ニュースやその他の"第三者"から伝えられた情報を鵜呑みにして、
相手の良し悪しを決め付けちゃうって、まずいことだと思うんだ。

同じことを中国の人も思っているわけじゃないですか。
っていうか、日本だって安全じゃない米が出回ったりしてるのに、
中国だけ槍玉に挙げたり、なんか焦点おかしいよね。

もちろん、中国が諸手を上げてすっばらしい国だというつもりは毛頭ございませんが、
(おいらは中国行ったことあるんで、)心のあったかい人はいっぱいいるし、
美しい場所はいっぱいあるし、おいしいものもいっぱい食べましたよ!

政治体制は反対ですけどね。うん。
日本の政治だって腐りきってるんだから、どっこいどっこいだと思います。

つまり何が言いたいかというと、
"おいらも中国語(マンダリンよくばってカントニーズ)しゃべりたいよ!!"
ってことですね。
んでもって、C-POPをカラオケで歌いまくりたいなw

by JK - 2009/05/06 23:24 | 福田靖 | 編集

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